藤田保健衛生大学 呼吸器内科学Ⅰ教室:記事  

2017.6.13

HM15-096

HM15-096

研究課題名

気管支喘息患者における初回時メサコリン気道過敏性試験の経年的変化の検討

 

  1. 研究の対象

気管支喘息患者さんで当院で初めてメサコリン気道過敏性試験を行った方が対象となります。

  1. 研究目的・方法・研究期間

長年にわたり患者をみていますと気管支喘息患者さんにおいて初回気道過敏性試験(メサコリン)は以前と比べると格段に改善している印象があります。この背景には近年の吸入ステロイド(ICS)普及が大きく関与している推測されます。

この事を客観的に評価するため、初回時気道過敏性試験(メサコリン)を行う際に、前治療薬、喫煙歴、合併症の有無、重症度などを診療録より抽出しを経年的にどう変化しているのか検討します。予定期間としては平成37年3月31日までを考えております。

  1. 研究に用いる試料・情報の種類

年齢、性別、前治療薬、喫煙歴、合併症の有無、重症度、呼吸機能検査 等

 

  1. 外部への試料・情報の提供

なし

 

  1. 研究組織

藤田保健衛生大学 呼吸器内科学Ⅰ 教授 今泉和良