藤田保健衛生大学 呼吸器内科学Ⅰ教室:記事  

2017.6.13

HM15-264

HM15-264

2017年5月29日

 

研究に関する情報公開文書

 

研究課題名:

共焦点レーザー顕微内視鏡(probe-based confocal laser endomicroscopy (pCLE)を用いた肺・気道、胸膜病変の解析

 

 

1.研究の対象

平成27年8月〜平成30年3月に呼吸器疾患の診断目的で気管支鏡検査または胸腔鏡検査を行う方のうち、同時に共焦点レーザー顕微内視鏡による病変観察が有用と考えられた場合。

 

2.研究目的・方法・研究期間

現在、気管支鏡や胸腔鏡検査による病気の診断では、体の中から採取した組織・細胞を体外に取り出して顕微鏡で観察し、病気の診断をしています。私たちは従来の検査法に加えて、共焦点レーザー顕微内視鏡という医療機器を組み合わせて評価する方法を研究しています。

共焦点レーザー顕微内視鏡とは、わかりやすく言うと「体の中で顕微鏡をのぞく」様な検査です。体内で使用することで約0.05~0.6mmの非常に小さな構造を拡大して直接見ることができます。共焦点レーザー内視鏡を従来の診断法と合わせて行う事で、診断の精度を高め将来的には組織や細胞を採取しなくても病理診断が可能になり病態の解明がさらにすすむ可能性があると考えています。

研究機関は平成30年3月までの予定ですが、延長する可能性があります。

 

3.研究に用いる試料・情報の種類

情報:疾患、治療、等

画像データ:デジタル画像データ 等

 

4.外部への試料・情報の提供 

なし

 

5.研究組織

本学の研究責任者:

藤田保健衛生大学 呼吸器内科学 I 教授 今泉 和良

 

6.除外の申出・お問い合わせ先

データ・情報が本研究に用いられることについて研究の対象となる方もしくはその代諾者の方にご了承いただけない場合には、研究対象から除外させていただきます。下記の連絡先までお申し出ください。その場合でも、お申し出により、研究の対象となる方その他に不利益が生じることはありません。

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。

また、ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。

 

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

藤田保健衛生大学 呼吸器内科学Ⅰ講座

研究責任者:今泉 和良

愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98

電話 0562-93-2111(代表)